はじめのい~~っぽ♪

保護犬の預かりブログです。

一歩の抱えていること

一歩が数日前に不安定になりました。

きっかけは、散歩に行くからとジャケットを着せようとしたこと。

袖の穴に前脚を通す時、脚を触られるのがあまり好きではない一歩なので、かなり気を使って素早く、脚に負担ないようにやるようにはしているのですが、相当我慢していたのでしょう。
更に、そのジャケットはマジックテープでとめるようになっていました。このビリビリという音もどうもイヤだったみたい。

今までは服の脱ぎ着もさせてくれていた一歩だったけれど、ずっとあまり嬉しくはなかったんでしょう。

ついに我慢の限界になってしまったようで、こちらが震え上がってしまうような獣のような唸り声と共に本気噛みで母の手を攻撃してしまいました。こんなになる前に「イヤだよ」ってサインを出していたはずなのに、母は着せるのに一生懸命でそれを見過ごしてしまったようです。

それをきっかけに、お散歩行こうと言っただけで警戒して吠える、抱っこして欲しそうに自分から近くに来たのに、「抱っこする?おいで」と手を出したら噛みついてしまうという状態に。

平気な時は全く平気で、普段通り甘えて抱っこもされているのですが、伸びてきた手を見てふっと思い出すとそうなってしまうのでした。

そんなわけで、2日間で母の手は絆創膏だらけになってしまいました。

傷の痛さよりも、半年一緒に過ごしてきて関係も築いてきたはずなのに・・とそれが悲しくて。


ちょうどその直後にしつけ教室があり、先生に相談しました。


・一歩はもともと触られるのがあまり好きではない、そこに今回のジャケットで、過去に経験した不本意な触られ方をしたりあまり嬉しくない扱いを受けた嫌だった経験、つらかった経験が、一気に甦り、スイッチが入ってしまったのだろう。保護犬にはそんな思いを抱えている子がたくさんいる。(一方で、小さい時から家で飼われていた犬でも意外にいろいろあるのだそうだけれど。)

・ぼくはこれはいやですよ、という意思表示をはっきりしたのであって、どういう形でそれを表現するのかは犬それぞれなのだが、一歩はそれを唸ること、噛むことで表現した。
もっと小さなサインを出していたはず。それに気付かず、本気噛みをしなければいけないところまでやり続けてしまったことが問題なのであって、一歩が唸ったり噛んだりしたこと自体が問題なのではない。今回は、一歩がいやだという意思表示をちゃんとしたと捉えればよい。

・唸ったり噛んだりということをなくしていくためには、そういうことをした時に、黙ってその場を離れ一歩をひとりにする、それが無理なら、そこに一歩の存在がないかのように振る舞う、というのがよい。犬は無視をされることがいや。だから、噛むといいことないな、と気づいて行動を制御できるようになっていく。

・今まで築いてきたものがゼロに戻ってしまったと悲観する必要はない、一歩は嫌だと意思表示をしただけ。今まで築き上げてきたものがあるから、関係を取り戻すのにまた同じだけの時間がかかるわけではない。

・今、絶対に守らなければならないのは、これは嫌なんだな、とわかったことを2度としない、ということ。
どこまでなら大丈夫なんだろう、と試すようなことをするのもダメ。それは犬に対してとっても失礼な話。

・そのことについての嫌だというこだわりをなくしていきたいのならば、繊細な心くばりや根気強さをもって段階を踏んで時間をかけて慣らしていくことが必要。(がさつでやったらすぐ成果を求めてしまいそうな母にはかなり難しいな~)


一歩にされたことを思い、悲しんでいた母でしたが、その前にこちらが一歩の意思表示を無視するという失礼なことをしたのだ、ということを忘れていました。



今日はもういつもの穏やかな一歩です。
一歩の不安がふっと甦る場面を作らない、今はそれに集中します。ふいに手を伸ばすってのも含まれるので、なかなか難しいけれど、まずはゆったりリラックス!

ママの膝で寝るんだ
ママがパソコンやってるからお膝で寝るんだよ

パソコンやってるママの足元に来て、抱っこしてほしいな、って待ってる。膝でくつろいでくれる一歩がかわいい。



かわいい子たちがお迎えを待っています
Red-String



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ジャンル : ペット
テーマ : わんことの生活

[ 2011/12/13 15:12 ] 一歩 | TB(0) | CM(2)
No title
普段おとなしい一歩君が急に唸り声をあげて噛んできたときには
きっとびっくりされ、驚かれたと思います。
これからも一歩君との長い生活の中で、
いろいろあると思いますが、
飼い主の気持ちは必ず伝わりますし、
私も飼い始めたころは、
一喜一憂ありましたが、(それこそ傷だらけはしょっちゅうでした)
でも、こちらがその都度一生懸命に取り組んだことは
実りあるものだと今では確信しています。

[ 2011/12/13 18:03 ] [ 編集 ]
Re: こころのママさま
こころのママさま

こころちゃんと何年も歳月を重ねていらした大先輩のこころママからのお言葉、とても心強く、説得力があります。
人間も犬も同じ、ですね。
ありがとうございました!!
[ 2011/12/14 15:06 ] [ 編集 ]
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