トライアル中だったサニーの正式譲渡が決まりました。
12月の里親会の際、サニーに会いに来て下さったご夫妻。
その時から、このお二人がサニーのお父さん、お母さんなのだな、と思っていました。
そうは言っても、トライアル中はやはり落ち着かず、それなら年末にやり切れなかった大掃除の続きでもすればいいものを、ただボーっと過ごしていた仮母。
その間にも、サニーはすっかりお父さんお母さんに懐いて、本当のおうちでの生活をスタートさせていました。
お母さんにマッサージをしてもらい、やめるともっと!と催促したり、嬉しい時に子犬のように急に勢いよく走り出したりするんですって
お母さんが帰って来ると玄関までお迎えに行くようになったんですって
トイレの場所が覚えられるようにいろいろ工夫してもらい、自分からトイレのある洗面所へ行くようになってきたのですって
預かり一家にとっては、ひとつひとつが嬉しいエピソードです。
トライアル1日目の夜の写真です。
サニーが笑っています!実は仮母、ちょっと焼きもちでした。こんな顔、うちでは見なかったな~。
1日目にしてちゃんと、ここが自分のうちだってわかっているんだな、と思いました。
なぜか大きくしようとすると下半分が写らなくなってしまうので小さい画像ですお母さんを見つめる笑顔のサニーのアップですはんてん姿がかわいい
元気にお散歩楽しんでいるみたいだね。
お父さんとネンネ
かわいいお洋服着せてもらって~。
我が家にいた時は庶民派だったサニーが、もうすっかりお嬢ちゃんですね。
サニーには、10月からこの1月までの3~4ヶ月の間に劇的な出来事がいくつも起こりました。
自分を取り巻く環境が短期間の間に何度も変わりました。
もともと暮らしていた場所 ➝ 放浪していたところを保護され収容されていた場所 ➝ 助け出してくれたRed-Stringのスタッフさんのおうち ➝ 我が家 ➝ やさしいお父さん、お母さんが包んでくれる今のおうち
その度に、暮らし方も身近にいる人や犬も全部変わったのだから、大変だったことでしょう。
保護犬たちは、本当のおうちに辿り着くまでの間にみんな似たような経験をしているのですね。
そのことを改めて考えると、どれだけの緊張やとまどいがあっただろうね、本当に、数ヶ月の間、健気によく頑張ったね!と胸がいっぱいになります。
大変な思いもしただろうけれど、幸せに向かっていくための環境の変化だったのだもの。そして、もうこれからは安心しきってずーっと今いる場所にいていいんだもの。サニーを可愛いって言ってくれるお父さん、お母さんをひとり占めして暮らしていくんだもの。よかったね、サニー。
トライアルに出発するサニーに「サニー、行かないで!」と決して口には出さないけれど、心の中で思っていた初預かりの未熟な母。お父さん、兄ちゃん、お姉ちゃん、ちい姉ちゃんも同じだったんじゃないかな。
サニーの正式譲渡が決まった今、サニー、よかったね、と心から思っています。
サニーのお父さん、お母さん、サニーを見つけてくれて、本当にありがとうございました。
サニーは、サリーちゃんというかわいい名前をつけてもらい、新たな犬生を歩き始めました。
サリーちゃん、おめでとう。これから楽しいこと、嬉しいことがたくさん待っていることでしょうね。
あなたが2ヶ月弱過ごしたこの家から、ずっと応援していますね。
幸せを掴む子がいる一方で、収容施設が最後の場所だった子もたくさんいる、そんな子がいなくなることを願い、これからも自分ができることをしていきたいと思います。
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